ヤマハエレクトーンフェスティバル2024 アドバイザー講評【アンサンブル】
ヤマハ エレクトーン フェスティバル2024
アンサンブル部門についてアドバイザーの小崎みゆき先生・伊藤美智子先生より総評コメントを頂きました。
【伊藤美智子先生】
一日通して皆さんの夏休みの成果が発揮された素晴らしいステージでした。
お疲れ様でした。
受賞された皆さん、地区大会も楽しんで下さい。
エンジョイ部門は3人揃ったらぜひコンテスト部門に出てもらいたいと感じました。
低学年部門は、学年が小さいのに、まとまりがあり、その音楽や、演奏のポイントを良く理解している様子でした。音を大切に、どう弾こうか考えているのが伝わってきました。
高学年以降も理解した上で盛り上げ方やタッチなど緻密にコントロールされた曲もあり、聴き応えがありました。
その中で少し緊張されたのか、合わせてほしい部分がズレたり、音価が常に甘かったりとミスが目立ってしまう曲もありました。
特に何度も出てくると余計に目立つので部分練習を徹底するといいと思います。
自分の役割を考えて周りの音をよく聴いて演奏して下さい。
お互いを意識して音のやり取りを楽しんで下さい。
ソロと違いアンサンブルは皆で一つのものを作り上げる醍醐味があり、それができればパワー溢れる大きなステージになります。
ぜひ来年も楽しんで参加してください。
【小崎みゆき先生】
皆さん、お疲れ様でした
お友達、仲間と創り上げるアンサンブルは、本当に楽しく、生き生きと演奏する皆さんの姿は輝いていて、とても素敵でしたよ。
それぞれの次の目標やステージに向け、以下の事に目を向けて頂けたら嬉しいです。
アンサンブルは、ソロ演奏とは違い、パートの受け渡しや、間に入れるフレーズだったり、息を合わせて揃えて弾く所など、相手とのアイコンタクトや、仲間の息を読むことが必要です。
皆で、一体感を持って弾きましょう。
そして、自分のパートがその曲の中のどういう役割なのか、どんな楽器で弾かれているかを知ると、自ずと弾き方に工夫が生まれ、自分のパート以外にも耳が傾けられると思います。
年齢が高くなると、丁寧に音が聴けていて、テクニックにも安定感がある素晴らしい演奏が多く、惹き込まれました。
これからも、楽しくアンサンブルを続けて下さいね。